さえない中年サラリーマンなんだけど、実は元工作員的な凄腕の男が、 ある日悪いヤツをこてんぱんにする。ところがヤバい人の弟だったことから、 壮絶な仕返しが始まった。男は家族を地下に避難させ、超派手な反撃を開始する。 ついに仲間とヨボヨボの父親も参戦して、買い取った工場での本格的戦闘となる。

ちょっと見てられないくらいのバイオレンスアクション多々。 でもコメディー要素もあって痛快でもある。 所々に渋い曲もかかって、カッコイイ！もある。

ヨボヨボの父親役はバックトゥーザフューチャーのドクだった。

　税務役人ベン・トーマスを名乗る男（ウィル・スミス）は数名の人物に近づき生活・人格などを調べている。それは親友にしか明かしていないある目的のためでした。それはかつて交通事故で婚約者他７人の命を奪ってしまった過去を悔い、誰かを救いたいという思いからでした。その方法は、心臓を含む自身の７つの臓器を提供するというものでした。
　説明の少ない作品で序盤は探りながら観るようです。だんだん結末が分かってくるのですが、賛否両論でしょうね。命まで提供するなんて素直に感動できないと思う人も多いかもしれません。私にはこれは感動のストーリーというより、せつなさのストーリーだと感じました。そうすることでしか生きるモチベーションを持てなかったというトーマスがせつなかったです。生きていることが申し訳なくてつらくて死にたくて…っていうのが真理じゃないでしょうか。彼は贈り物の計画を立て準備することで、ぎりぎり生きていられたんだと思いました。

　有名な映画監督がマスコミに追いかけられるが、次回作の前評判ばかりが先行して何一つ出来ていない。葛藤と焦りの中、妻や愛人たち・母親までもが登場する妄想のミュージカルが現実と交差します。監督の男が女々（めめ）しくてストーリーを楽しむことが難しかったです。ただ豪華なキャストによる豪華なレビューシーンは結構楽しめました。欧米人は顔つきや体型など素材からして日本人と比較にならないほど恵まれているなぁとしみじみ思いました。

　大好きなヒュー・グラントのラブコメ。だけど、この作品はイマイチだったな。冒頭のビーチでピクニックしているシーンの ヒュー・グラントはありえないくらい不細工に感じました。でも、産院で「男の子です。」って聞いたあとの表情や家で超音波映像を見ているときの表情は、さすがヒュー様って思わせるほど魅力的な顔で感心しました。
　ストーリー展開は王道といえば王道ですが、ありきたりです。出産のドタバタもちょっと引いてしまう感がありました。良かったのは、ジョーン・キューザック。キュートでかわいかったです。

　"戦友"　"息子が戦死"　"遺体の埋葬"　"葬儀の立ち合い"
観たタイミングが米軍がアフガンから撤退した時期だったので、リアルに感じる感情。 何のための戦争なのか、名誉の戦死って…

派手さはないけど静かなメリハリがあって、大人の映画。
邦題がしっくりこない気がするけど。