舞台演出家・脚本家の妻・妻の死・妻の浮気・若い役者
広島での舞台稽古・プロのドライバー
ドライバーのトラウマ・演出家のトラウマ・家族の死・北海道の寒村
残された遺族が生きること

舞台が終わって・・・ドライバーは韓国で生活しているらしい。 演出家と同じ色同じ車種の車を運転しながらほんのり微笑んだ。 ずっと無表情だった彼女の笑みに、私はなぜか泣きそうになった。

画の作り方が洋画っぽいと感じた。なぜだろう。分析できるほど知識がないのが悔しい。

アメリカのアカデミー賞に作品賞を含む3部門もノミネートされた。 作品賞にノミネートされるなんて凄い。
村上春樹の雰囲気に合ってる俳優だったと思うけど、アカデミー賞の俳優ではなかったなとも思う。

　警察・放火・殺人・捜査・2人の隣人女・取調べ・自供
警察署の日常・署長の日常
地味な演出

事件ものというより、様々な事件を通して、ある警察署を描いた作品。もっと言えば警察署長を前面に描いてる。家出少女、強姦事件、放火殺人などの取り上げ方が、捜査や捜査員を軸としている。事情聴取や連行されたあとの描写などは、見慣れない新鮮さを感じた。

警察署長は冷静で淡々とした佇まいながらも、落ち着いた優しさの中に静かな情熱も併せ持つ人物。丁寧に演じられていてすばらしいけれど、もう一押し何か惹きつけられるものが欲しかったかなと思う。

放火殺人犯の少女2人は、微妙な心理の揺れを表現することが求められるシーンが多く、この作品の求心力の大事な要素となっていたと思う。

【満足度】　★★
　テスは壮絶な人生を送りましたが、誠実で純粋なところが、ナスターシャ・キンスキーの美しさとあいまって崇高なものを感じました。

【満足度】　★★★
　意外にも、なんて言うのも失礼ですが、なかなか良かったです。戦争という時代背景で、生きるということ、愛するということが濃く・強く感じられました。

　シスター・ヘレンは死刑囚からの手紙を受け取り、彼と接見する。彼は相棒と共に人を殺害し死刑が決まっているが、相棒が無期懲役なのに自分だけ死刑になる事に納得していない。ヘレンは特赦を得ようと弁護士の協力を仰ぐが却下される。
　罪の償いって何だろう。人が人を裁けるのか。人を殺してもいい理由って法律？…　深く考えさせられる映画でした。スーザン・サランドンの演技がすばらしいです。ふつうにおばさんっぽいのがまた凄く良かったです。

　優秀で正義感の強い女性弁護士は、地元の公民館の取り壊しを撤回し存続を条件に、壊そうとしていた会社の社長の下で働くことになる。ところがお坊ちゃま社長の自分勝手な要求に振り回され続け、ついに辞めることにする。
　軽く楽しめるラブコメです。ヒュー・グラントとサンドラ・ブロックの掛け合いがとても良いです。お互いの嫌いなものをトレードしあいながらの食事シーンが好きです。トランプ元大統領が当時の実業家トランプ氏としてちょこっとだけ出演しています。

【満足度】★★★
　デーヴは大統領にそっくりだったために代役を引き受けることに。一夜限りのはずが、大統領が脳卒中で倒れたために彼の替え玉生活は延長される事になった。操り人形でしかなかったデーヴが、持ち前の誠実さで政治を改革していくというヒューマン・コメディー。
　替え玉だと気づいていた大統領夫人とのエピソードもグッド。見終わった後に充実感が味わえました。粋でセンスいいです。何といってもケヴィン・クラインが凄く良いです。この人の演じる役の幅広さを改めて思い知りました。