未亡人・仕事、家、町を失って車上生活となる・放浪生活・ノマドとの交流

フランシスマクドーマンドが主演女優賞

ノマドの生活を楽しんでいるというより、孤独の中に浸っていたいという感じが強い。 いろんな人と出会って親しくしても、表情から孤独を感じる。 喪失感、孤独、思い出に浸りすぎて自分を縛っていた。
ラストで、もう自分を解放していいのだと思い始めてるように感じた。

【満足度】　★★★
　アメリカの銃社会を題材にした法廷ものなんだけど、同時進行でサスペンス的要素も加わり、というよりサスペンス要素が大きい、緊迫感のある作品でした。
　ラストは無条件で、胸が熱くなりました。日本に生まれて良かった。ダスティン・ホフマンは影が薄かったけど、最後の笑顔がすてきでした。

【満足度】　★★★
　自分の日常に満たされない思いを抱えて、でも何も見いだせない少女は、ある時期の私。天才少女クララと出会い、そこに新しい自分を見つけ出そうとしているけれど、結局は現実逃避。フランス映画は感性が合わないことが多々あるけれど、この作品は「うん、うん、そう」と分かりすぎるほど共感した映画でした。

【満足度】　★★★
　撮影のためロンドンに滞在中のハリウッド大女優と、ロンドンノッティングヒルで書店を営む、(昔ハンサムだったさえない)男が出会う。 二人は恋に落ちるが前途多難。男の友人たちもざわざわしながら二人を見守る。
　何度も観た大好きな作品。二人のシーンが良いのに加え、ざわざわする友人たちがこれまた良い！同居人のスパイクやホテルマンも良い。 ラストの記者会見がなかなかしゃれてて素晴らしい。

【満足度】　★★★
　ポール・ニューマン演じる主人公サリーは６０歳の土木作業員で、しょうもないおっさん。でもどこか憎めないし包容力を感じる人物です。住民みんなが顔見知りのような小さな田舎町で、彼の周りの事件とも言えないような出来事が淡々と描かれていきます。除雪車をめぐっての攻防、徘徊老女、孫の勇気、社長の奥さん、下宿の女主人、不安定な相棒…どれもこれもくすっと笑えたり温かかったりするエピソードばかりです。地味だけど大好きな作品です。人の繋がりってこんなにも素敵なんだって思わせてくれる作品です。

　くじに当たったと勘違いしているボケかかった父親。勘違いだと説明しても本人は納得しないので、とことん付き合うと腹をくくり 賞金を受け取るための旅に付き合う息子。そんな親子のロードムービー。ちょっと出来ないなぁ。老人にも若いころはあったし、人生があったし今でもある。 だけどどっかで“もう十分でしょ”と自分の都合に合わせた余生を押し付けてしまっているかも。と反省してみたり。